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幹細胞とは2つの機能を持つ特別な細胞のことです。
1.自己複製能:自分と同じ能力を持つ細胞に分裂できる能力
2.分化能:体の様々な細胞に分化できる能力
皮膚や血液の寿命の短い組織を維持し、怪我や病気で失われた細胞を新しく作り出す役割があります。
幹細胞には2種類有ります。
1.組織幹細胞(体性幹細胞):皮膚や血液など、特定の組織の維持や修復に特化
例:造血幹細胞(血液をつくる)、神経幹細胞(神経系をつくる)
2,多能性幹細胞:体のあらゆる細胞に分化する能力を持つ細胞
例:ES細胞(胚性幹細胞)::受精卵が初期に分化した胚盤胞から得られる幹細胞です。
例:iPS細胞(人工多能性幹細胞)::皮膚などの体細胞を初期化して作られる多能性幹細胞です。
参考文献:https://doi.org/10.1016/j.reth.2025.02.008
参考文献:日本再生医療学会:https://www.jsrm.jp/news/news-14993/
幹細胞培養上清液(じょうせいえき)は、幹細胞を培養増殖するために利用した溶液の上澄みのことです。
以前は、幹細胞の培養増殖が完成すると、幹細胞を取り出したあとのこの溶液は、医療廃棄物として処分されていました。幹細胞培養上清液は、「幹細胞を取り出したこの溶液にも、幹細胞と同様に有効な物質が滲み出し、治療に役立つのではないか?」という研究者たちの新しい仮説等に基づく研究や実験の結果、幹細胞培養上清液が使用されるようになりました。
しかし、
1.エクソソームを含む細胞外小胞(Extracellular vesicles:EV)を用いた医療行為(自由診療および臨床研究)において、その有効性については臨床研究レベルでの評価は完了していません。
2.臨床現場でのEV製剤に関しては、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の下、厳正な審査が行われるべきであると考えられます。
参考文献:日本再生医療学会:https://www.jsrm.jp/news/news-14993/
参考文献:日本細胞外小胞学会:https://jsev.jp/docs/jsev_ev_treatment_2023122501.pdf
こばやし内科クリニックの
小林義昭です。
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